読むだけ!薬剤師転職完全マスター

2017年06月19日

医薬分業と薬剤師の役割に関して

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医薬分業制度が一般的になり、病院での待ち時間は大幅に短縮されました。患者の負担が少なくなったことで、治療の効果も上がっているのではないでしょうか。その一方で、薬剤師の需要は高まっています。大学病院や総合病院の周辺には、たくさんの調剤薬局がオープンしています。

また、ドラッグストアの数も右肩上がりに増えています。薬剤師の役割は、患者さんやお客さんに適切な服薬指導をすることです。薬の飲み忘れや飲み間違いは、命に関わる大問題です。効能や服薬指導を入念に行うことが、高齢者の安全にも高い効果をもたらすのではないでしょうか。

給与等の待遇面も申し分ありませんし、60歳を超えていても活躍出来る仕事です。独立開業をして薬局経営をする方も多いですし、万能資格の代表と言えるのではないでしょうか。有資格者はまだまだ足りていませんし、全国の大学では薬学部の新設が相次いでいます。

入学することも難関ですし、その後には国家試験を突破する必要があります。薬のスペシャリストとしての真価が問われますが、確固たる信念があれば必ず道は開けるのではないでしょうか。これから訪れる高齢化社会においては、薬剤師の活躍が欠かせないはずです。

日本の医療は進化を遂げていて、それを象徴しているのが新薬の開発です。どんなに素晴らしい新薬であったとしても、それを使いこなすことが出来なければ無意味です。知識と経験が何よりも重要ですし、責任の重い資格であることは確かです。