読むだけ!薬剤師転職完全マスター

2017年03月19日

薬剤師がエリアマネージャーになる利点

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薬剤師がエリアマネージャーに転職する事は、さまざまな店、あるいは支店を持つ重い役割の役職につくことを意味します。 その結果として、複数の店が備わった企業でなければならない、それから経験がない状態で突発的に管理者サイドのマネージャーになれないといったことがあります。

■マネージャーの主な業務の内容について

エリアマネージャーと言いますと、薬局においては昇進順から見れば管理薬剤師それから、薬局長、そして次の役職になります。原則としまして、業務内容につきましては、複数の店を受け持って、それぞれの店の売上高を上げたり、或いはそれぞれの店の業務能率を上げたりします。

その結果として、業務の内容自体を熟知していることが求められ、新卒が突発的になることはないと言えます。何をおいても、店で実施されている仕事内容を掴んでいないとと業務の能率化どころではありません。

前職においてマネージメントを経験したなら起用されることが考えられますが、職場内容を把握していないと困難だといえます。

■仕事に従事することで確保できるメリット

業務につくことで得られるメリットにつきましては、あらためていうまでもなく、役職である為に手当が見込めます。複数の店を受け持つことになりますので、結果的にそうした店を見まわる必要性が出てきます。

その結果、閉鎖的に陥りやすい調剤薬局であっても、多種多様な店を回れるので気分転換となります。それに加えて、MRでしたら、支店に対して常駐して、マネジメントを徹底的に行うことになるので、クライアントのもとへ足を運ぶ営業が、言うまでも無く少なくなってきます。

それに付随し、内勤と同じ様な業務内容が増えて、家族のいる方にとっては、体が楽になって期待して良い傾向といえます。

■マネージャーになる事で生じる留意点

自明のことですが、歓迎すべきことばかりではありません。複数件の店を受け持つことはその分だけ、責務自体が重くなるということを意味します。 売上高で上の人から批判されるかもしれませんし、店の人がいうことを聞かなくて体に良くないストレスになってしまう可能性があります。

中間管理職に起こる悩み事と同様といえるのかも知れません。加えて、主な仕事のひとつに指導及び育成があります。あらためていうまでもなく、それぞれの店ごとで指導が行われていますが、当然日本全国のチェーン店となりますと、それぞれの店の特性を出すより、店舗間を均一にするということが大事になってきます。